2015年3月30日月曜日

The art of warfare of squared Son

Recently, I watched speech of Son, President of SoftBank, about Strategy for a win.

http://logmi.jp/28952

His name is Son, and he inspired by Sonshi, so, The art of warfare of squared Son.



ということで、所感をざーっとメモにして書いておきます。
残しておきたいと思ったことなので、もう日本語です。

Sorry, this time, I write article in Japanese because I want to keep my impression clearly. 



・こういう将では無くてはならない、でなければ部下が可哀想だという意識がとても強い

リーダーになりたかったわけじゃない、でも器があったから選ばれたという
日本で好まれるかたちではなく、ものすごく貪欲、かつ責任感溢れるところに
アメリカ的なものを感じた。
彼の人生に苦労は見えたけど、リーダーのこの責任については身にしみて
必要性が感じさせられた、ってエピソードが見えなかったから、
たぶん、勉強の中で自然と「そうあらねばならぬ」と意識に根付かせていったのかな。
孫氏の中に「将とは」という話があるみたいなので。
もちろん人を雇っている人全員が自分の肩に従業員、その家族がのっている、
と感じる場面は多々あるんだけどね。



・清濁併せ呑む、ではいけない

法律も人の考え方も結局変わってしまう、だから一時的に許されているようでも
正しいことを貫かねばならぬ。田沼意次を、角栄を見てみろということだった。
まぁ、そうなんだけど結局SIMロックが法律で禁止されたので皮肉なものだと思う。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1501/16/news021.html



勝ってこそ、プラットフォームを作れるようになってこそ、人々を幸せにできる。
だからその前に武器を手放すことなどしない。

これはSIMロックの話。うまい言い方だと思った。
「情報革命で人々を幸せにする」を一番においているから、
どんな判断もこれに従ってするんだ、って言うのかと思ったら、
ワンクッション(まず勝たないと幸せにできない)置いてきたな、と。
でもこれも(大きな目標を達成するための)清濁の濁といえば濁であって、
ただ決定的に違うのは、賄賂みたいに人に付け入る隙を与えていないということだね。
SIMロックとかは戦況を有利に使っているということだから。




・すべての分野に対して専門家にと同等、それ以上の知識がなくてはならない

意外だった。任せてしまえるのがリーダーに求められる素質というか、
任せっきりでなんとかしてもらえてしまう運があることが重要だと思っていたので。
ってことは孫さんはものすごく努力しつづけているのだろうなって思う。
ただ、そういう努力を続けて力をもっていれば、10人の優れた将が、運ではなくて
必然的に集まるだろうなと思った。
能力的なものだけじゃなくて、努力的な意味でも
この人には疑いなくかなわない、この人の背中なら追いかけ続けたい
って思わされるでしょう。努力している人の背中の方が、素直に追いやすい。



・家電は天の時ではなかった。
確かに、農業革命、工業革命、情報革命なんだけど
女性にとっては家電はとんでもない革命で、ジェンダーの世界で言えば、
これまでにない革命だった。と一言付け加えておきます。
だからこそ、売上的にはあれだけのものがあって、世界的企業になったんだよね。
女性が働きに行く国で家電のない国ってないのではないでしょうか。
ただ、他国に主流がうつるのが早かったね。
ノウハウ的には工業で、前の時代のものだったのかな。



・流れに逆らってはいけない
ここまでの人でも流れに、運命に逆らおうとは思わないんだなって思った。
俺が運命を、流れを作るんだ、みたいなのはないんだなって思った。
自分の会社を起こそう、自分の価値観をもって人々を幸せにしよう、
くらいまでは「自分」を出していくんだけど、そこはもらうんだなと。
へそまがりはだめなんだって。
そもそも孫氏の考えを素直に受け入れてるし、
天と流れについては私の偉い人のイメージ通りだった。


・成功する自信があることしかやらない

これはすごく意外だったこと。ツイッターのやります!とか、
色々計算してからやってるんだ?と。
変わらなきゃいけない、大胆でなければいけない、革新的でなければいけない
そうすれば必ず成功する、そんな感じでやってると思っていたから。
同時に無借金経営を目指していることにも驚きを感じた。
そういうことしてたらさ、ジンクス的な意味で潰れそうじゃない?



・ニッチではなくて本流

ニッチって結局、ニッチってだけで入ると楽しくないし、
大きくなれないし、心からやりたいって仲間も見つかりにくいし、
いつか本流になるものを小さいころに掴んでおくんだよ!っていうのには心から賛成。



・全体を通して努力は泥臭くしていいと言っているように見えた

偉い人で努力をいちいち言う人は少ない。
(昔の堀江さんとか。もちろん別にさらす必要もないです。)
そしてこっちで、でも努力してないわけ無いでしょ、と察する。
わざわざ見せないだけで、努力してないわけない、軽々しく努力してなさそう、
もとから恵まれているんだと言ってはいけない。

一方孫さんは思想的にこうやって晒している。
努力を推奨する。努力せねばならぬ、という。
晒さない人、またほんとはやりたくないけど、物事を達成するために行う人もいる。
そういう人は「図らずも社長を拝命しまして、」と言いつつ努力するかな。

私はどっちが好きかな。でもこういう努力に不快感は覚えない。部下としてありがたい。
貧乏だった話を長々する必要はなく、そういう志を持ち、きちんと話してくれるのが好き。
それで伝わってくる。知ってたほうがついていきやすい。


cf)http://logmi.jp/19226
人々は感じるのです。このようなリーダー達は単に目立ちたい、権力が欲しいと願っているわけではないことを。彼らが真の指導者であることを。彼らは成すべきこと、正しいことをするために、結果として人々の注目を浴びたのだということを。


・海をつくる

彼はどうやって海を作るのだろう。戦略的に。
人柄、ももちろんなんだけど、戦術があるのかな、教えてもらいたいよね。



===
・ソフトバンクの価値

情報革命で人々を幸せにする・・・
国策企業以外に一つ、戦えるだけの品質とシェアを持った会社ができたのは大きい。
フェアな戦いが起きる。
これは郵政とか国鉄民営化と同じノリでの圧倒的ないいこと。

他には、というと
圧倒的に安い通信料を提示しているわけでもないし
SIMロックも自分からははずしていないので、
特には、という印象。他社と同じじゃない。すっごい高くなったよね、
総務省からのMNP勧告が入ってできたプラン。
シェアをとってどうした?安心して料金を高くした、と。


ただ、彼の最近明かしてくれた、孤独をなくしたいんだ、
っていうのはできたら大きな価値だと思う。
情報は、その手段だね。